「金融審議会市場制度ワーキング・グループ 第二次中間整理及び顧客本位タスクフォース中間報告について」:ファイナンスプラクティスグループ
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金融審議会市場制度ワーキング・グループ
第二次中間整理及び顧客本位タスクフォース中間報告について金融審議会市場制度ワーキング・グループ顧客本位タスクフォース(以下「顧客本位TF」といいます。)は、同年12月9日付で金融審議会市場制度ワーキング・グループ顧客本位タスクフォース中間報告(以下「TF中間報告」といいます。)を公表し、金融審議会市場制度ワーキング・グループ(以下「市場制度WG」といいます。)は、令和4年12月21日付で金融審議会市場制度ワーキング・グループ第二次中間整理(以下「第二次中間整理」といいます。)を公表しました。本ニューズレターでは、TF中間報告、第二次中間整理、それぞれの概要を解説します。
1. TF中間報告、第二次中間整理の構成
(1) TF中間報告
顧客本位TFは、2022 年9月12 日の市場制度ワーキング・グループ第20 回会合において、「経済成長の成果の家計への還元促進」について、「経済財政運営と改革の基本方針2022」等も踏まえて、その具体策を専門的に検討するため、同ワーキング・グループの下に設置され、計5回にわたって、経済成長の成果の家計への還元を促進し、安定的な資産形成の実現に向けて、利用者の利便向上とその保護のための、顧客本位の業務運営、金融経済教育等について検討を行っています。
かかる検討結果のまとめであるTF中間報告記載の項目のうち、金融規制等の改正に関わる項目は、以下の通りです。
- インベストメント・チェーン全体における顧客・最終受益者の最善の利益を考えた業務運営の確保
- 顧客への情報提供・アドバイス
- 資産運用業
2⑴において、TF中間報告のこれらの項目に関する主要なポイントを説明します。
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- 発行年月
- 2023.02
- 業務分野
- 金融規制法(レギュラトリー)
- 掲載先
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ニューズレター
- 著者等