2024.02.27
お知らせ

翻訳プロボノ活動(プロボノT&Iチーム)のお知らせ

2024年2月27日
 
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業では、プロボノ活動の一環として翻訳活動を行っております。
 

1. 翻訳プロボノ活動の目的

翻訳プロボノ活動(プロボノT&I(Translation and Interpretation)チーム)は、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に所属する弁護士およびスタッフ有志が参画し、法律相談での通訳や法律相談の広報活動を多言語に翻訳し発信する等、言語の壁を越えて、法的サービスを提供する方とサービスを必要としている方との懸け橋になることを目的とする活動です。
 
弁護士会等が様々な法律相談の場を提供しておりますが、日本で暮らす外国語を母語とされる方においては、言語の壁により、法律相談を受けることだけでなく、そもそも法律相談窓口があることの情報を入手することが困難である場合も少なくありません。そこで、法律相談それ自体だけでなく広報活動の段階から協力していくことで、外国語を母語とされる方が法的サービスを受けることを支援することを目的としています。
 

2. 翻訳プロボノの活動方針

当事務所の翻訳プロボノ活動としては、弁護士会等が無料相談会等を実施する際の支援があります。こうした相談会の実施においては、広報と相談実施の各段階において多言語で発信・対応することが必ずしも容易ではなく、すべての人々に法的サービスを行き渡らせるためには、支援を必要とされている外国人の方々に、必要とされる言語で情報が届けられる必要があります。当事務所は、このような場面において広報活動での翻訳支援や相談会の場での通訳を支援することを目指しています。
 
また、災害時の翻訳活動も当事務所の翻訳プロボノ活動の一つです。外国人被災者に対する相談窓口では、災害に関する情報でかつ法的トピックという専門性の高い情報を、必要とされる言語で提供する必要があります。他方、通訳の専門家の支援を得た情報発信を行うことが困難な事態も起こり得ます。そこで、多言語で法律サービスを提供してきた当事務所が、相談窓口等についての多言語情報発信と、被災地への法律相談の翻訳サービスの提供を通じて、被災地で必要とされる情報の伝達を支援することを目指しています。
 

3. 翻訳プロボノ活動の活動例

過去に行った翻訳プロボノ活動としては、令和6年能登半島地震においては、報道機関、公共団体の情報発信、外国語での情報入手方法について当事務所ホームページにおいて情報を集約し、多言語で発信しております。

 

令和6年能登半島地震ライフライン・支援情報リンク集(英語版)- 2024 Noto Peninsula Earthquake – Lifeline and Support Information Links
令和6年能登半島地震ライフライン・支援情報リンク集(中国語版)-2024年能登半岛地震生命线、支援信息链接合集
令和6年能登半島地震ライフライン・支援情報リンク集(韓国語版)-2024년 노토반도 지진 라이프라인·지원정보 링크집
 

4. 当事務所の主な参加メンバー

シニアパートナー

渥美 博夫 Hiroo Atsumi

お問い合わせ
パートナー

木村 勇人 Hayato Kimura

お問い合わせ
パートナー

ニコラス・J・カッソン Nicholas J. Casson

お問い合わせ
顧問/コンサルタント

森永 太郎 Taro Morinaga

お問い合わせ
パートナー

エバ イザック・ニイムラ Eva Izsak-Niimura

お問い合わせ
オブ・カウンセル

齊藤 千尋 Chihiro Saito

お問い合わせ
オブ・カウンセル

中村 京子 Kyoko Nakamura

お問い合わせ
パートナー

都築 翔 Sho Tsuzuki

お問い合わせ
オブ・カウンセル

中西 由佳 Yuka Nakanishi

お問い合わせ
アソシエイト

鈴木 陽一 Yoichi Suzuki

お問い合わせ
アソシエイト

星野 真太郎 Shintaro Hoshino

お問い合わせ
アソシエイト

高場 栞 Shiori Takaba

お問い合わせ
アソシエイト

傅 嘉鈴 Marina Fu

お問い合わせ
アソシエイト

金田 耕一 Koichi Kaneda

お問い合わせ
外国弁護士等

趙 飛 Fei Zhao

お問い合わせ