「ベトナムM&A戦略の法的論点 ~持分譲渡を活用した進出・撤退~」:ベトナムプラクティスチーム
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ベトナムM&A戦略の法的論点
~持分譲渡を活用した進出・撤退~1. はじめに
持分譲渡は、ベトナムへの進出・ベトナムからの撤退の両局面において、実務上非常に有用な手段です。進出の局面では、ベトナムで新規に法人を設立する場合、業種によってライセンスの取得に時間を要する一方、既に現地で事業を営んでいる企業から持分譲渡を受けることで、ライセンス取得の手間が省け、スムーズに市場参入することができます。また、複数回に分けて譲渡を受けることにより、出資比率を段階的に引き上げ、投資リスクの分散を行うこともできます。他方、撤退の局面において、一般的に、ベトナムでの会社の解散手続には相応の時間と労力を要しますが、他の社員や第三者に持分を譲渡することで、比較的簡便にベトナム市場からの撤退を図ることができます。
そこで本稿では、弊所で受任した実際の案件での経験をもとに、最新の法令動向を踏まえて、二人以上有限責任会社における持分譲渡に関するベトナム特有の法的論点に絞って解説します。続きはこちらをご覧ください。
【目次】
1. はじめに
2. ベトナム特有の規制
3. 持分譲渡契約書作成時の留意点
4. 税務上のポイント
5. 想定スケジュール
6. おわりに
【関連リンク】
- 発行年月
- 2025.10
- 業務分野
- M&A/企業再編 クロスボーダーM&A ベトナム
- 掲載先
- 著者等