EU/EU加盟国
EUは、デジタル規制、人工知能(AI)、サステナビリティ、競争法、通商、経済安全保障など、多岐にわたる分野でグローバルなルール形成を主導しています。今日では、EU規制立法への対応は、欧州で事業を行う企業のみならず、国際的に事業展開を行う日本企業・グローバル企業にとって、経営戦略上の重要課題となっています。
近時においては、AI法(規則)、炭素国境調整メカニズム(CBAM)、サプライチェーン・デューデリジェンス、人権・ESG関連規制、外国補助金規制、経済制裁・輸出管理規制など、企業活動に大きな影響を与える制度が次々と導入・強化されています。また、デジタル分野を中心に、規制の簡素化や競争力強化を目的とした制度見直しの議論も進展しており、企業には、複雑化する規制環境への柔軟かつ戦略的な対応が求められています。
当事務所は、ロンドン、フランクフルト及びブリュッセルに欧州拠点を有する日本の法律事務所として、経験豊富な欧州拠点の弁護士・外国弁護士と東京オフィスの弁護士が連携し、インバウンドおよびアウトバウンド双方向の経済活動において、日本およびEUの依頼者の皆様にリアルタイムの法的サービスを提供しています。
当事務所のEU法実務は、長年培ってきたEU機関とのコンタクト、正確な現地の情報、現地法律事務所とのネットワークと協働に基づき、EU法の発展と共に広がっています。EU競争法(カルテル、企業結合規制、支配的地位濫用規制、水平または垂直制限、国家補助、外国補助金規制等のアドバイス)、欧州関連のM&A、AI・データ・サイバーセキュリティを含むデジタル規制対応、EU通商法(関税法のアドバイス、EPA交渉における助言、経済制裁、海外直接投資規制等)、輸入管理規制、知的財産保護、個人情報保護(GDPR等)、人権・ESG・サプライチェーン対応等を主な業務分野としております。また、長年金融関連業務を取り扱ってきた当事務所の特色を活かし、欧州での金融規制に対する助言も行っております。
また、ロンドン、フランクフルト及びブリュッセルでの勤務経験を有する所属弁護士も増え、欧州現地の事情に基づき依頼者をサポートしています。さらに東京オフィスと欧州各拠点が連携し、欧州案件に対応する人材を中心としたヨーロッパ/EUチーム、英国チーム及びドイツチームが組成されており、欧州・日本間における先進的なボーダレス体制を整えています。各チームは、独自の知見を活用しながら各国の案件に対応するとともに、必要に応じ、チーム間で連携して対応しています。
EU法のユニークな在り方や複雑な加盟国法との関係を正確に把握するため、当事務所は理論的な研鑽にも努めています。多くの弁護士が学会に所属し、国内外の著名な学者や実務家からの意見徴求の機会にも恵まれています。
関連執筆物
- 「エネルギー憲章条約とEU内投資仲裁―Komstroy判決の影響」国際法研究第14号(信山社、2024)
- 「EU 外国補助金規制と今後の課題」公正取引No. 880 (2024)
- “Legal Professional Privilege in EU Competition Investigations“ (『EU競争法審査における弁護士・依頼者間秘匿特権』), Edward Elgar Publishing (2023)
- “Proposals for Legal Professional Privileges in EU Competition Investigations” (『EU競争法審査における弁護士・依頼者間秘匿特権への提言』), Market and Competition Law Review (Porto), Vol.6 No.1 (2022)
- 「EU競争政策と欧州グリーンディール」国際商事法務48巻3号(2020)
- 「デジタル時代におけるEU競争法政策と日本─プラットフォーム規制を中心に─」日本EU学会年報第40号(有斐閣)(2020)
関連セミナー
- 公益財団法人公正取引協会主催2024年3月開催
外国競争法研究会「EU競争法の最新動向」 - 日本貿易振興機構(JETRO)及び在英日本商工会議所共催2023年11月22日開催
「EU競争法の最新動向~最近の重要審査・判例及び新立法・改正案について~」 - 国際商事法研究所主催2023年4月開催
月例会「EU競争法の最新情報と留意点」 - 日本EU学会主催 2022年11月5日及び6日開催(会場:東京経済大学)
第43回研究大会 「法と文化」分科会報告「Komstroy 判決に見るEU法と投資仲裁の衝突の一断面」 - 第一東京弁護士会及び英国法曹協会主催(日本組織内弁護士協会、ジェトロ東京及び東京商工会議所後援)2020年2月17日開催
ジョイントセミナー「Brexitの与える法制度・法律実務への影響について」
英国法曹協会 プレゼンテーション「Immigration & Employment」「AI」「Corporate Law」(モデレーター)
関連資料
関連ニューズレター
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「EU企業結合ガイドラインの改正-過去20年で最大の枠組み転換と、日本企業のM&A実務へのインパクト-」(2026年5月28日)
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「「EU Inc.」規則案について— 欧州における「28番目の制度」がもたらすもの 」(2026年5月26日)
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「NIS2指令―EUサイバーセキュリティ規制の概要」(2026年4月20日)
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「EU規制の最新動向―ブリュッセル効果の現在地―」(2026年2月17日)
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「日本企業と最近のEUカルテル審査」(2025年11月13日)
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「実務から見たEU外国補助金規則と日本企業」(2025年7月2日)
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「EUにおける「ビジネスと人権・環境」の最新動向」(2023年7月11日)