英国
当事務所は2015年1月に、英国・欧州プラクティスのさらなる発展を目指してロンドンオフィスを開設しました。世界的な金融センターであり、Fintechをはじめとする革新的なサービスを提供する企業が集積するロンドンにおいて、当事務所は幅広いネットワークを築いてまいりました。Brexit後、日英包括的経済連携協定(EPA)も発効し、今後日本と英国との間のビジネスが促進されることが見込まれますが、当事務所はこれまで築き上げてきた知見・経験とネットワークを活かした助言を東京オフィスと連携しつつ、現地から直接提供しています。
現地代表を務めるパートナーの金久直樹は、海外での勤務経験が長く、ファイナンス、金融規制、ジェネラル・コーポレート、M&Aにおいて豊富な経験を有しています。また、駐英コンサルタントのダニエル・C・ハウンズローは、2006年の当事務所加入後、2011年までは東京オフィスのパートナーとして、その後渡英し、英国プラクティスを発展させてまいりました。
東京オフィスにおいても、英国プラクティスを取り扱う弁護士やイングランド及びウェールズ事務弁護士(Solicitor Advocate)である外国弁護士を擁し、ロンドンオフィスと一体となって連携しながら、英国プラクティスに関するリーガルサービスの提供が可能な体制を整えています。
また、フランクフルト提携オフィスとも協力し、これらAtsumi & Sakaiグループとしての有機的な連携のもと、幅広い分野のリーガルサービスを欧州全域の企業の皆様に提供しています。
当事務所は、英国および欧州諸国の多数かつ多様な現地法律事務所との協働実績を有しており、案件の分野、内容、規模、予算等に応じて最適な現地法律事務所と協力して対応することが可能です。さらに、ロンドンのコーポレートセクレタリーおよび税務サービスファームとも密接な協働関係を築いており、日本企業の皆様の事業進出および現地オペレーション支援においても、法的側面に限らず、ニーズに応じ適切かつ総合的にサポートすることが可能です。
関連執筆物
- 「欧州金融センターの維持を図る英国の「エディンバラ改革」」週刊金融財政事情2023年3月7日号(2023)
- 「日本企業の法的観点から見るBrexit対応の現状と留意点」The Finance 2020年3月号(2020)
関連セミナー
- 英国日本人会主催 2021年2月24日開催
「Cross-border Succession Assets and Beneficiaries in Japan and in the UK 日本と英国にまたがる国際相続~資産と相続人について 日本法の観点から」(ウェビナー) - 第一東京弁護士会及び英国法曹協会主催(日本組織内弁護士協会、ジェトロ東京及び東京商工会議所後援)2020年2月17日開催
ジョイントセミナー「Brexitの与える法制度・法律実務への影響について」
- 英国法曹協会 プレゼンテーション「Immigration & Employment」「AI」「Corporate Law」 - 東京都及びシティ・オブ・ロンドン共催 2020年1月29日開催
「Tokyo–London Financial Seminar 2020」
- パネルディスカッション「Development of the Asset Management Ecosystem in Japan」 - 英国国際通商省主催 2019年9月18日開催
「Blossom in Japan: Embracing new global opportunities」
- プレゼンテーション「Legal Issues in the Japanese Market」 - City Law School及び慶應義塾大学法科大学院共催 2019年9月18日開催
「TRILATTRADE- On UK-EU-Japan relations in Trade, Regulation & IP」
- セッション「ROUND TABLE ON RECENT DEVELOPMENTS UK & JAPAN COMMERCIAL LAW」 - 大和日英基金及び英日法律協会共催 2018年9月26日開催
「Fintech trends in Japan and the UK」 - 駐日英国大使館主催 2017年11月24日開催
「英国経済・ビジネスセミナー」
- 「進出企業事例紹介」
関連ニューズレター
- 「英国の近時の重要裁判例を踏まえたサプライチェーンリスク管理の重要性」(2023年10月27日)<共著>
- 「英国現代奴隷法(2015年)とその最新動向」(2023年6月19日)<共著>