2025.08.25
ニューズレター

「インドネシアの土地収用システムについて」:インドネシア・マレーシアチーム

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インドネシアの土地収用システムについて

1.         はじめに

 

2025年7月13日、国土計画大臣・国土地理庁長官のヌスロン・ワヒド氏は、土地の収用に関する興味深い声明を出しました。この声明によれば、2年以上にわたり、経済活動や開発のために使用されていない放棄地は、政府による収用対象になるとのことです。

この声明は、インドネシア共和国政府規則2021年第20号(以下「本規則」といいます。)及び農地・国土計画大臣・国土地理庁長官規則2021年第20号に裏付けられたものであり、法的根拠を有するものです。

そのため、こうした土地収用は、法的には以前から可能な状態にありました。しかし、今回の声明により、土地収用が実際に行われる可能性があります。そこで今回は、土地収用の具体的なプロセスについて解説していきます。

 

続きはこちらをご覧ください。

 

【目次】

1.    はじめに

2.    土地収用までの流れ

3.    評価(収用の対象となるかどうか)

4.    土地所有者に対する警告書の発送(3回)
5.    土地収用
6.    おわりに

 

【関連リンク】

インドネシア/マレーシア|国際業務

 

発行年月
2025.08
業務分野
インドネシア/マレーシア
掲載先

ニューズレター

著者等
アソシエイト

宮西 啓介 Keisuke Miyanishi

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