医療分野における知的財産/ライセンス契約/表示規制
医療分野では、他の分野にも増して知的財産権の確保が重要となります。医薬品や医療機器の開発において、特許権を取得することは必須であり、これに加え、その形状などに意匠権を、製品の名前に商標権を取得して、自社製品の価値を維持していく必要があります。一方で、権利化するのではなく、秘匿化によりノウハウとして保護することが効果的な場面もあります。ビジネスの観点からは、自社製品として製造・販売することに加え、他社へライセンスして収益化することも重要な選択肢の一つです。当事務所では、医療分野の事業環境および各発明の性質に応じ、知的財産の保護および活用に関する知財戦略立案への法的アドバイスの提供、ライセンス契約その他の関連契約書のドラフティングから相手方との交渉、紛争解決までサポートすることが可能です。また、独禁法との調整を要する問題にも対応しています。
関連執筆物
- 『製品事故・不祥事対応の企業法務─実例からみた安全確保・安心提供の具体策─』(山崎良太編、民事法研究会、2015)〈共著〉
- 『中国の知的財産権侵害 判例・事例集[2013年3月]』(独立行政法人日本貿易振興機構進出企業支援・知的財産部知的財産課、2013)〈共著〉(外部サイト)
- 『ケース・スタディ 消費者トラブル対応の実務[加除式]』(新日本法規出版、2011)〈共著〉(外部サイト)
関連セミナー
- Healthcare Hackathon主催 2015年10月18日開催
第9回ヘルスケア・ハッカソン「医療とIT~遠隔医療や、アプリ・広告に関する規制~」